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日本ガイシは21日、加藤太郎副社長(62)を4月1日付で社長に昇格させる人事を発表した。松下雋(しゅん)社長(64)は代表権のある会長に就く。社長交代は9年ぶり。日本経団連副会長も務めた柴田昌治会長(74)は同日付で相談役となり6月の株主総会で取締役を退任する。
加藤氏は技術畑で上下水道などのプラント事業に長く携わった。02年の常務昇格と同時に松下氏の後任のセラミックス事業本部長となり、05年に副社長に昇格。07年から研究開発を統括してきた。松下氏は02年に専務から社長に就き、自動車排ガス浄化装置など主力のセラミックス事業の強化に努め、電力を大量貯蔵できるNAS(ナトリウム硫黄)電池事業の拡大も進めた。 記者会見で松下氏は、交代理由を体制一新のためと説明。加藤氏については6代・約50年にわたり文系出身社長が続いたことに触れ「成長のためには新製品の開発が重要。理系の技術的見地から新しい経営をしてほしい」と述べた。 加藤氏は「(生産コスト削減のための)構造改革を確立するとともに、自社技術の先進性を高めて新製品開発に結びつけたい」と抱負を語った。【鈴木泰広、工藤昭久】 PR |
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